2014年1月29日水曜日

木質ペレットと薪の違い

ペレットストーブや薪は、木質バイオマスの一種です。

木質バイオマスとは「木材に由来する再生可能な資源」です。

森林の成長過程で発生する間伐材や製材過程で発生する

製材くずを原料としているので、化学燃料と違い、数十年で

再生することができます。




薪の種類は大まかに言えば「広葉樹」と「針葉樹」に分けられます。

燃料としての効率は、薪の大きさや乾燥具合で変わってきます。

一般に広葉樹は密度が高いため、ゆっくりと燃えて、熱量が高いのが

特徴です。

これに対して、比較的密度の低い針葉樹は軽くて割りやすく、

火もつきやすいために焚きつけ用に向いています。

薪の注意点としては、十分に乾燥していない薪は燃焼効率が悪く、

暖まりにくい上にススなどが多く発生します。

生木から薪をつくる場合には、割って薪にしてから少なくとも半年以上、

できれば1年以上は乾燥させる必要があります。

また、薪を屋外に保管する場合は、地面から離して整理して積み上げ、

覆いを被せるなどの湿気対策が必要です。



一方、ペレットは丸太、枝葉や製造工場で発生する端材などを

固めて円筒系にした燃料です。

直径6~8mm、長さ25mm以下で形がそろい乾燥しているので

取り扱いが簡単なのが特徴です。

木質ペレットは、薪と比べて木を1/3に圧縮しているので、運搬が

楽であり、薪ほど保管場所を広く確保する必要もありません。

(屋内での保管も可能!)

また、長野県内であれば、森林組合、ホームセンターなどで購入

することができます。




ペレットにも薪にもそれぞれメリット・デメリットがあります。

ペレットストーブや薪ストーブの設置を検討する際には、

各燃料のメリット・デメリットについても考え、よりご自身の

ライフスタイルに合ったものをお選びいただくことが大切です。



軽井沢でのペレットストーブ、薪ストーブの設置に関しては

ベストプランニングまでお気軽にご相談ください。

お問い合わせお待ちしております。